Chromeの拡張機能で画像切り抜き

先日twitterでチラッとみかけて気になっていた掲題の機能。
検索してみると、だいたいどの記事も1年前の2019/1/20付近(早い記事だと1/18とか)に書かれていました。新しい機能というわけではないようですが、どんなものか試してみたい!

概要

これは「物体認識切り抜きで透過画像作成」という機能で、人、猫、犬、バイク、車電、車、鳥、馬、自転車、バス、飛行機、ボート、ボトル、椅子、牛、ダイニングテーブル、植木鉢、羊、ソファー、テレビを認識して切り抜けるそう。

料金は、、、

拡張機能の配布ページでは基本無料で何枚でもと謳われているのですが、その下に別項目で基本無料で何枚でも作成できますが、作成した画像枚数が一定数を超えると画像にウォーターマークが付きます。ウォーターマーク付きでない画像を作成するにはご購入していただく必要があります。との記載もあります。

作成は何枚でも無料でできるけどそれを無料で入手できるのは ”一定数” (具体的な枚数について明示なし) ということのようでちょっとわかりづらい💦 テーマパークの乗り物でよくある、無料でいつの間にか(叫ぶ人が多いポイントで)撮影してくれてるけどそれを欲しかったら有料、みたいなシステムと同じ感じですかね。

やってみる

配布されているページにアクセスします。 Chrome webストア「物体認識切り抜きで透過画像作成」

Googleにログインして

今すぐ試す」をクリック

インストール時はけっこう重たいのが入ってくるみたい(※)なのですが、 時間は全然かからなかったです。 弊社の通信環境が良好なせいなのか、参考にした記事の時点から現在までに改良されたのか、不明。あっという間にセットアップ完了です。

(※)Gigazine様の記事を参考にさせていただきました 100MBくらいの重さのようです

比較1 青空バックに人2人

この機能での切り抜きを、他のツールでの切り抜きと比較したいので、私が別の方法で切り抜いたのと同じ素材を使います。 Webページの画像を右クリックでできるっていうのが珍しいやり方だし試してみたいのもあって、本サイトの記事で使っている画像を元画像として、そのままブラウザ上で作業してみます。

画像の上で右クリックすると「物体認識切り抜きで透過画像作成」という項目が追加されています。

この項目の配下メニューで「」を選ぶと、いったん何事もなかったかのようにただ元通りにポインタがたたずんでいますが、「あれ?これ動作してる?」とドキドキしている間にブラウザ全体が透過の市松模様になって(開いてたのとは別のタブになってました)、人が二人浮かんできました。

「人.png」というファイル名でダウンロードもされています。

なにこれ楽しい…!

クオリティはちょっと残念な感じで、髪と髪の隙間は全然切り抜けていないし、輪郭はふわっとぼけさせてごまかしている感じがしてしまいました。

Photoshopの オブジェクト選択ツールだけで切り抜いた画像と比較するとこんな感じです。(手作業を入れずオブジェクト選択ツールだけのときも髪の隙間は切り抜けてなかったです)

元記事

比較2 猫のぬいぐるみ

chrome拡張機能で切り抜き06

「猫」を選んでみたのですが、何も切り抜けてなくてただ市松模様が広がっていました。

chrome拡張機能で切り抜き05

ダウンロードされている「猫.png」ファイルのほうもただ真っ白です。

猫じゃなくてぬいぐるみ(生き物ではない、物体)だと認識されたってことでしょうか。。。。

ダメ元で「」を選んでみたらしっぽだけ切り抜かれていました。

元記事

比較3 ふわふわしたヘアクリップ

該当項目がなく「犬」でやってみたら成功しました。

物体の範囲の認識能力はすごいのですが、輪郭の処理はぼかして曖昧にしている感じがあったのですが、これに関してはそのおかげで輪郭が自然な感じに見えてて良いようにも感じました。

元記事

飛行機を試す

輪郭がはっきりしていて、毛のように繊細でないものは切り抜きに手間がかからないので試さなくてもいいかなと思うのですが、切り抜きのきれいさというより物体認識という点で有用なツールなのだと思うので、やってみておきましょう。

切り抜き範囲はそうおかしくないです。
ただ使いどころによるかもしれませんが、無機質な物の輪郭がぼけている、けれども切り抜いた透過画像として使うという場面がちょっと思いつきません。
あと 窓が一部切り抜かれてしまってました。こういうせっかく輪郭がシャープなものはどうせ切り抜き易いのだから、別のツールのほうがいいかなと思えてしまいました。

元記事

車を試す

飛行機と同じく車も輪郭としてはシャープなので、他のツールのほうが便利かなと思いますが、このように複数台の車を自動認識してくれるのは利便性があるなと感じました。

元記事

やってみて、個人的な感想

拡張機能のタイトル「物体認識切り抜きで透過画像作成」のなかで特に「物体認識」がすごいと思います。物体の範囲を自動認識する能力が。

輪郭はだいぶ甘いかなと思うのですが、それでも充分なような加工、あえてぼかしたような加工をする場合には、活用できそうです。商用には厳しいけど社内向け資料とかで使う分には。
切り抜いて輪郭をぼかす手間が、拡張機能をワンクリックで追加したらあとは画像上で右クリックでジャンルを選択すれば一発なので超お手軽です。使う可能性があれば、入れておいて、パッとやってみて「この素材には適していないな」と思えば別ツールを使う、みたいな感じで、装備しておくのはいいかもしれないなと思いました。

Photoshopがないからやってみたいけど輪郭はもう少しはっきりしていたほうがいいなと思われる場合は、以前記事にしたWordを使うほうがまだいいかもしれません。もちろん当サービスのご利用もお待ちしています!

この記事を書いた人

JPstaff

「ミャンマー切り抜き職人」サービスを運営するノシクミ株式会社の日本オフィスに勤務する、新人Webデザイナーです。ミャンマーに学校をつくる活動をしている友人(ミャンマー人)に誘われてミャンマーに遊びにいき、ミャンマーの仏教的な価値観に興味をひかれるようになりました。

関連記事(同じタグをもつ記事)