映像で使われるブルーバックって静止画でも切り抜きやすいの?
先日、映像でクロマキー合成のために使われるグリーンバックは、画像の切り抜きでも有効なのか、という記事を書きましたが、元画像のブレの可能性もあって比較としての結論は出ませんでした。
ちょっとした違いなら、背景が白であることが多いECサイトでの商品紹介には、背景白で撮影するほうが、切り抜いたあとの使い道的に良いのだろうなと思います。が、グリーンバックの前はブルーバックで撮影されていたようなので(wikipediaでも、グリーンバックについては「ブルーバック」の項目内に記載されています。)、ブルーバックの切り抜きも試してみたいと思います。
ちょうど青空の日に撮影した画像があったからやってみるだけなのですが、、、
なので、背景白との比較もできないのですが、、、
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- オブジェクト選択ツール
- 元画像をアップにすると髪の表面がぼけているせいか、オブジェクト選択ツール、きれいに切り抜いてくれていません。これは私の頭でもメイさんの頭でも同様です。髪の表面はぼけているから仕方ないにしても、髪と髪の隙間がきれいに切り抜けていません。
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- 自動選択ツール
- オブジェクト選択ツールと大差ありません。表面が削られてますが、髪と髪の隙間を自動で検知してくれていました。
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- クイック選択ツール
- 髪と髪の隙間は、だいぶ筆のサイズを小さくして細かい手作業をしないと無理そうです。
ブルーとグリーンの比較ではなくツール比較みたいになってしまいましたが、やはり完全にきれいに切り抜くのが難しく、加工時の背景が青でない限り目立ってしまいます。
静止画で、切り抜いたまま背景白の上に置いて画像を使う場合にはやはり白の背景が良いのだろうなと思いました。逆に動画の合成で不自然感が出てしまいそうなのも、手順は違いますがちょっと実感できて、きれいに合成できている動画への興味がわいてきました。