OOREDOOのSIMを買ってみた
ミャンマーの携帯事情 -MPT独占 → MPT/Ooredoo(カタール)/TelNor(ノルウェー)
ミャンマーでは、国営企業であり最近KDDIと業務提携したMPTの他に、カタールのOoredooとノルウェーのTelNorという3つの携帯電話キャリアがあります。元々は、国有企業のMPTが独占していたため、SIMカード1枚600ドルと、大卒初任給の4〜5倍の価格でした。しかし、OoredooとTelNorの2社が参入し、SIMカードの金額は600ドルから1ドル50セント(1500Ks)と極端に安くなり、たくさんのミャンマー人が携帯電話を持てるようになりました。
2014年に2社が搭乗した頃は、通信速度の速さからOoredooが優位と言われていました。しかし、2015年になって、ロヒンジャー(ロヒンギャー)の問題が注目されるようになると、「イスラム教の国の携帯なんか使いたくねえ」というミャンマー人が多くなり、Ooredooからの離脱が進んでいます。
OoredooのSIMカードを購入してみた
このような状況下で、OoredooのSIMカードを購入してみました。
OoredooのSIMカードは、Technolandなどの量販店や、それこそ街角の携帯ショップで売られています。通常は、携帯電話番号を選べるようにこのように逆向きにして販売されています。
0000などのキリの良い番号は、1500チャット以上の高値がついているか、だいたい流通しないようになっています。ですので、好みの番号をゲットするには、Techonolandなどの量販店で購入するのが良いでしょう。
購入時に、チャージする金額も合わせて支払います。私は10,000Ksをチャージしましたので、SIMカード代金と合わせて11,500Ks支払いました。10,000Ksあれば、私の利用スタイルだと30日分は持つかもしれません。
なお、現地人に名義を借りないで購入するときは、パスポートを持参して下さい。誰に販売したのかを記録していますので、パスポートがあれば大丈夫です。
OoredooのSIMカードの表面はこのようになっています。通常サイズ・MicroサイズのSIMが一体型になっています。もしも、iPhone5Sなど、Nano SIMを利用する必要があれば、購入店舗で聞いてみて下さい。たいていはNano SIMカッターを持っていて、その場ですぐにカットしてくれます。(動作保証してくれるんでしょうかね・・・?)
背面にはIDと電話場暗号が書かれます。この写真では切り取った 部分に電話番号が書かれています。電話番号は099-xxxx-xxxxという形式で、MPTの携帯電話番号に比べると長く覚えづらい番号になります。
SIMカードはこんな具合に収まっています。通常サイズ、Micro SIMどちらでも利用できるSIMカードが入っています。私はiPhone5S用にNanoサイズでカットしてもらったので、こんな残骸になっています。
なかにはアクティベートの方法などなどいろいろ書かれています。購入時に、店員にアクティベートしてもらいましょう。そうすれば、操作不要ですぐに利用可能です。
OoredooのAPN設定などはこちらを参照下さい。
まとめ
ミャンマーでの快適なインターネットライフを楽しんで下さい!
ただし、Ooredooはダウンタウンであってもアイススポットと呼ばれる圏外エリアが多々あるようです。もっと電波塔が建ち並べば良いですね!