ミャンマー切り抜き職人

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タナカー(自然派コスメ)

こんにちは〜。今日はミャンマーの自然派コスメ(タナカー)について説明したいです。ミャンマーの街を歩いて行くと子供達や若い男性、女性の顔に黄色ものを塗ってあるのをよく見かけます。その黄色い塗りものをミャンマー語でタナカーと言います。

タナカーとはミャンマーの人々にとって無くてはならない長い歴史を持つ自然派化粧品です。これ一つでベースやmake upの役割りを果たし、ミャンマーの強い太陽から肌を守り、また、涼しさも感じさせてくれます。タナカーという木をチャッウピン(石の台)に水を少し落として、擦ると黄色いトノコのようなきめ細かいものできます。擦れば擦るほど濃くなります。

その黄色い物を顔全体に塗って薄いベースを作ります。

ベースができたらその上にウサギやハッパなどの模様を書いてミャンマーの人はオシャレします。男性は主に顔に塗りますが、女性達は首や手などにも塗ります。

小学生の時、母に塗ってもらった一番お気に入りのウサギの模様です。

少し時間を置くとタナカートノコは乾燥してきます。

タナカーの名産地はシェーボー市です。

その他に、タナカーを使った御線香や香水などがあります。また、タナカーの木で彫った大仏や彫り物はミャンマーで非常に人気が高いです。そして、服の油汚れを落とすのに使います。ミャンマーではタナカーを様々なところに使い、大切にしております。

この記事を書いた人

YeWinNaing